東京都水道歴史館

神田外語で6週間日本語を勉強しました。時間は短いですが、多くの場所で見学しました。その一つが東京都水道歴史館です。この博物館を通して、私たちは江戸時代から東京までの水道の供給過程ついて学ぶことができます。
江戸というのは東京の昔の名前です。江戸時代の水道は上水とも呼ばれ、石や木で作られた水道管(石樋.木樋)によって上水井戸に導かれ、人々はそのから水をくみ上げて飲料水、生活用水として使用しました。

明治時代になり、江戸から東京へと変わっても、水道は江戸時代のままでした。しかし、上水路の汚染や木樋の腐朽といった問題が生じ、また消防用水が必要だったので、近代的な水道施設の創設を求める声が高まりました。
そこで、明治21(1888)年、東京近代水道をつくるため、具体的な調査設計が開始されました。この水道は、玉川上水路を利用して多摩川の水を淀橋浄水場へ導いて沈でん、 ろ過を行い、有圧鉄管により市内に給水していました。明治44(1911)年に全面的に完成しました。
東京の水道は400年以上の歴史を持ち、生存と発展のために重要な水資源に対する日本人の意識の高さを示しています。日本の歴史について学べる東京水度歴史館を訪れたことは素晴らしい経験でした。

Mr. Cao Dinh Hoan
HCM M/E Department
OVC Joining Date: Sep 10, 2010
Training period: from August 2018 to September 2019