明治神宮

明治天皇(1852-1912)は、「日本の奇跡」の礎を築いた人物と言われています。彼は多くの改革を行い、日本を一気に近代国家へと変貌させました。

賑やかな原宿駅のすぐそばに、彼とその妃である昭憲皇太后を祀る神社があります。明治神宮の境内には70万平方メートルの人工林が広がり、その中には365種12万本の樹木が植えられています。神社に入るには、樹齢約1700年の大檜を用いて造られた鳥居をくぐらなければなりません。中に入ると、たくさんの灯籠と美しく飾られた酒樽が目に飛び込んできます。 

 

神社に入る前に、私たちは手水舎(神社に参拝する前に手や口を清める場所)を通らなければなりません。竹の柄杓で左手を洗い、右手を洗い、左手に水を注ぎ口を洗い、また左手を洗い、最後に柄杓を洗って元の場所に戻します。

明治神宮の本殿で、お祈りをする前に賽銭箱に小銭を投げ入れ、2回お辞儀をして神様に敬意と感謝を表し、2回手を叩いて邪気を払ってからお祈りをし、最後に1回お辞儀をします。これが日本の神社への参拝の基本です。本殿の横には、参拝者が木の板(絵馬)に願い事を書いてかけることができる場所があります。

明治神宮は、日本の伝統的な結婚式の場所としてよく選ばれる場所でもあります。私は幸運にも、週末にここで伝統的な結婚式に立ち会うことができました。新年を迎えると、多くの人が参拝に訪れます。

かつて日本は、明治天皇のリーダーシップのもと、改革と発展のチャンスをつかみました。現在、ベトナムは投資資金を呼び込み、国を発展させるために改革を試みています。ベトナムの経済が発展すれば、大林ベトナムの雇用機会も増えるのではないでしょうか。明るい未来に期待しましょう。


ブィフィホアン(Bui Huy Hoang)
大林ベトナム ハノイ支社 設備部
2022年9月13日より日本で研修中